何かと電話したがる老害に自分の肉声情報を渡したくないので、PCで加工した音声をスマフォの通話に使う方法を模索。
結論としては有線で可能だが機種による。手持ちの2台では国産○、中華✕。
あまり実用的ではないのと、オーディオインターフェイスでのルーティング環境と複数の音声出力先がある事が前提。
接続
無線
Wi-Fiでマイク入力する方法は見付からず。PCのBluetoothは不安定なので避ける。
Windowsの「スマホ同期」アプリにPCで電話を取る機能があるが、接続がBluetoothで不安定なのと、MVNO各社の通話アプリを通せない。通知やファイルの共有が出来るので設定はした。
有線
構成
USBマイク → PC → 抵抗入ケーブル → 3極-4極変換ケーブル → スマフォ
PC上でボイスチャット用の環境は整っているので、スマフォにマイク入力する為のケーブル2種を購入。
- フジパーツ オーディオケーブル抵抗入 ステレオミニ-ステレオミニ 1m ¥899
抵抗が無いと入力として認識されないか、入力がデカすぎて問題が起こる。 - サンワサプライ ヘッドホン+マイク変換アダプタケーブル(3極メスx2-4極オス) ¥573
ヘッドセットと同じ様にイヤフォン出力とマイク入力に分ける。
PC設定
仮想ミキサVoicemeeterでUSBマイク音声をHARDWARE INPUT 1
に入力、A2
に出力。Virtual ASIOでVSTホストやDAWを経由し、VSTプラグインで好きなだけ加工。
A2
出力先ハードをデスクトップ音声用のA1
とは別に設定。デュアルモニタの片方を使用した。
PC-スマフォ接続
A2
出力先ハードのイヤフォンジャックに抵抗入ケーブルを接続- 3極-4極変換ケーブルのマイク側に抵抗入ケーブル、イヤフォン側にイヤフォンを接続
- スマフォのイヤフォンジャックに3極-4極変換ケーブルを接続
これでスマフォ側からはヘッドセットを接続しているのと同じ状態になる。
確認
マイク音声をモニタか録音可能なアプリでテストする。
AQUOS sense2では成功、Redmi Note9Tではマイク入力が認識されず(イヤフォンは使える)。認識されない時はスマフォのマイクから拾われる。