何者かになりたくない

自分は一切「何者か」になりたくない。「○○の人」「○○の専門家」そんな風に認識されたくない。コミュニティの中で「○○なら誰にも負けない」と勝手に競争意識を抱いて自尊心や存在意義を見出しているのが理解出来ない。
好きな事を少しずつやって少しずつ出来る自分が好きでたまらないからだ。

人々が好きなのは「他の事は全然出来ないけど○○なら右に出る者はない、○○に人生を賭けている専門家」と、それらが集まって作り上げるでかいプロジェクトというドラマだ。
自分で色々とそれなりに出来る事は本人の人生にとって多大なメリットだが、他人にとっては何も面白くないので望まれない。

「何者かになりたい」というのは自分1人が「特別になりたい」のではなく、「特別な集団の1人になりたい」という事だ。属する事が前提。ヒーロー集結映画で各10分くらい活躍シーンがあるような、あれが理想形。
自分は集結系は全く観る気がしないが、何者かになりたい人達はあれを見て「誰1人欠けても勝てなかった」と癒やされている様だ。