ノベルゲームのルート制限

シリーズ物の推理ADVをクリアした。事件を解決してもED実績が出ないので、どこかで選択を誤っていて他にトゥルーEDがあるのかと思い最初からやり直したが、そうではなかった。初回は正解しても不完全なEDになる仕様で、初回プレイの最終データで再度同じ推理をしたら2回目はトゥルーEDになった。単なる時間の無駄だ。
トゥルーEDと言っても同じ結末に少し追加テキストがあるだけで、初回で正解したプレイヤーに読ませない理由が分からない。いわば初回で正解した罰と言える。

ノベル系は多くの作品に初回で真相に到達させないようルート制限がかけられている。プレイヤーが正解を分かっていてもその選択肢が選べない為バッドED行きとなる。試行錯誤ではなくプレイ回数によるゲーム進行というレベルデザインの放棄。理不尽だが、それによってプレイヤーに理想的な物語を体験させられるならまだいい。
単なるプレイ時間稼ぎになっていないか、何の為にルート制限を設けるのか考えるべきだ。