ロングコート型紙の袖に手や指のウェイトが付いており、激しく捻れる問題。
Blenderのウェイトペイントで修正する。
使用ツール
- Blender3.x+
ウェイト修正
- メニュー
ファイル > インポート > VRM
- ボーン選択後、モデルを
Shift + クリック
で選択し、ウェイトペイントモード
に入る - シェーディングを
ワイヤーフレーム
に変更 - ヘッダでビューポートオーバーレイを設定
- ウェイト0:
アクティブ
- ウェイトの等高線表示:
オン
- ウェイト0:
ツール
タブでブラシを設定- ブラシ設定 > 減衰:
一定
- オプション > 自動正規化:
オン
- ブラシ設定 > 減衰:
- 片側の前腕ボーンを
Ctrl + クリック
で選択し、袖が完全に赤くなるまで塗る- 袖が手に被っていない単純形状の場合、手塗りより確実な方法
- ヘッダー
頂点で選択
アイコン、ツールボックス選択
ボタンをクリック - 袖を広めに範囲選択 (手首~前腕半分程)
- ヘッダー
ウェイト > ウェイトを設定
ウェイト > クリーン
を実行し、以下に設定- 使用部分:
全グループ
- 制限:
0.990
- 使用部分:
- ヘッダー
- 袖が手に被っていない単純形状の場合、手塗りより確実な方法
- 手首ボーン選択後、
R
で回転して動作確認 - 逆のボーンも同様に塗る※
- メニュー
ファイル > エクスポート > VRM
ボーン名の末尾が.Lや_Lではない為ミラーが効かない
ウェイト転送
VRMを出力し直した場合は、ウェイト転送で修正済モデルからコピーする。
- 新モデル(転送先)、旧モデル(転送元)の順にインポート
- 新モデルのBodyに
データ転送
モディファイアを追加- ソース:
Body.001
頂点データ
を有効化、展開して頂点グループ
を選択- マッピング:
最近接面の補間
- ソース:
- モディファイアを適用
- アウトライナーで
Armature.001
を右クリック、階層を削除
Armature
を選択し、メニューファイル > エクスポート > VRM