アバンタイトルで展開の予想がつく子供向け作品が観られない性質だが、脚本のテンポの良さで初めて完走出来た戦隊物。ほぼカブトボーグと同感覚だった。
良かった所
- 予測する暇が無い程スピード感ある脚本
- 主人公の実力に基づく自信に満ちた性格
- 人間性の問題の解決や改心を重視しない
- 傍若無人な桃井、中卒ニートの猿原、何度も怪人(ヒトツ鬼)化する雉野
- 盗作問題未解決のままいつの間にか学友と和解し、明るく「盗作」と呼ばれる鬼頭
- 主人公以上に壮絶な境遇だが「自分自身で」解決する桃谷
- ヒトツ鬼は戦闘中に説教→改心→いい話ではなく、倒せば戻る
- 必要無いものはそもそも問題視しない
- 高校生の鬼頭は親戚と2人暮らしで、「実の親は?」という回もなく当然の様にそうである
- ピンクが男である事にエピソード性が無い。「実は可愛いものが好きな男子」だとか